天皇即位|新天皇の徳仁天皇どんな人?愛子さまが皇太子になれない理由は?

「平成」から新しい元号に変わる2019年。

生前退位の意向を示された今上天皇(現在の天皇)にかわり、5月1日に徳仁(なるひと)親王が「新天皇」として即位されます。

初代神武天皇から数えると第126代目になる新天皇はどんな人なのでしょうか。またご家族は?

次期皇太子は甥にあたる悠仁親王?それとも弟の秋篠宮さまでしょうか。また、徳仁皇太子のお嬢様である愛子さまも皇太子にはなれないようですが、女性が天皇になれない理由は「皇室典範(こうしつてんぱん)」によるものでしょうか。

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徳仁天皇が次期天皇(新天皇)/どんな人?

今上天皇のご長男に当たる徳仁(なるひと)皇太子が次期天皇として5月1日に即位されます。

徳仁(なるひと)皇太子は、いったいどのような方でしょうか。

まずは、プロフィールから見ていきましょう。

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プロフィール  及び家族について/ 新天皇(徳仁皇太子)

【新天皇プロフィール及び家族】

  • 今上天皇との続柄:第一皇子 (つまり長男)
  • 称号:浩宮(ひろのみや)
  • 全名:徳仁(なるひと)
  • 身位:皇太子・親王
  • 敬称:殿下
  • お印:梓(あずさ) キササゲのこと


Wikipedia  より

  • 出生:1960年2月23日(58歳) 東京都千代田区千代田 皇居・宮内庁病院 にて
  • 住居:東京都港区元赤坂の赤坂御用地内にある東宮御所
  • 学位:人文科学修士(1988年学習院大学卒)
  • 名誉学位・称号:名誉法学博士(ケンブリッジ大学)
  • 勲章:大勲位。
  • 皇位継承順位:第1位
  • 配偶者:親王妃雅子(小和田雅子)
  • 子女:敬宮愛子内親王
  • 父親:今上天皇(継宮明仁)
  • 母親:皇后美智子
  • 役職:日本赤十字社名誉副総裁、国際連合「水と衛生に関する諮問委員会」名誉総裁、学習院大学史料館客員研究員

新天皇(徳仁皇太子)の人柄

1960年(昭和35年)2月23日に、皇太子明仁親王と美智子妃の第一皇子として誕生した徳仁親王(浩宮さま)ですが、当時それまでの乳母による子育てから、皇太子夫妻による子育てになったことで、国民の関心の的となりました。

特に、皇太子夫妻が公務で訪米し、生後7ヶ月の徳仁親王から14日間離れた時に、美智子さまが世話係へ置いていった育児メモ「ナルちゃん憲法」は、働く母親たちの共感を呼んだものでした。

その後、徳仁親王は、幼稚園から大学まで学習院に通われています。

子供の頃から徳仁親王は、思いやりがあり、非常に責任感が強かったそうです。


高等科時代には、正規の授業以外に、「歴代天皇の御事跡」や「古事記」、「日本書紀」、「万葉集」、「平家物語」から「比較神話学」、「文化史」、「文化人類学」、「時事問題」まで「帝王学」の一環として幅広く学ばれるなど、勉強熱心でもあったのですね。

大学時代には音楽部に所属しヴィオラを担当。そのまま大学院へ進まれました。徳仁親王の専攻は、皇族としては珍しく、史学、中世の交通史・流通史という人文科学・社会科学に近い分野でした。

またヴィオラも続け、登山やジョギングを趣味とし、国民にもたびたび、その姿を披露されています。

徳仁親王と雅子さまは、1986年(昭和61年)の赤坂御所(当時の東宮御所)で開かれたパーティーで知り合い、その後数回、お忍びでデートをされていました。

お妃選びが難航する中、最後まで徳仁親王が「意中の人」とされ、皇太子妃に望まれていたとのことです。

穏やかな表情の裏に秘めた熱い思いに、雅子さまも答えられたのでしょう。

ご結婚されたのち、雅子さまのご容態がすぐれない時には、ご自身は公務を果たしながらも、とても心配そうな表情をされていたのが印象的でした。

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次期皇太子は悠仁親王?秋篠宮様?

「皇嗣殿下」秋篠宮さまは皇太子にはなれない

1947年(昭和22年)に制定された*「皇室典範(こうしつてんぱん)」という法律によると、皇位継承については次のように記されています。

第1条:皇位継承資格は皇統に属する男系男子のみ。
第2条:皇位継承順序は直系優先、長系優先、近親優先。

*「皇室典範」とは:「日本国憲法第2条及び第5条に基づいて、「皇位継承及び摂政に関する事項を中心に規律した皇室に関する日本の法律」として1947年(昭和22年)に制定された法律

これに従い現在の皇太子である徳仁親王が天皇に即位されますが、そのあとについては、娘(愛子内親王)はいるけれど、息子(皇子)はいないので、当然、「男系男子」の孫(皇太孫)もいないことになります。

天皇陛下が退位し今の皇太子さまが即位すると、皇位継承者第1位は秋篠宮(あきしののみや)さまになる。政府はその際の敬称を、次の天皇を意味する「皇嗣殿下(こうしでんか)」とする方針という。
中略
皇室典範は「皇嗣たる皇子(おうじ)を皇太子という」と定める。皇太子は皇位継承順位1位の天皇の子であり、天皇の長男を指す。このため、秋篠宮さまは皇太子になれない。
また、次の皇位第一継承者は弟宮の秋篠宮文仁親王になりますが、上記のように敬称は、「皇太子」にはならないのです。   引用 毎日新聞 より抜粋

このように、秋篠宮は「皇太子」にはならず、歴史上の表記でいうと、「皇太弟」ということになりますが、「皇嗣殿下」という敬称も検討しているようです。

悠仁親王も「皇太子」にはなれない

では、悠仁親王はどうかというと、たとえば父である秋篠宮が、新天皇になる徳仁親王より先に亡くなった場合の皇位第一継承者になりますが、

「皇太孫」ではなく、天皇の甥にあたるので、やはり「皇太子」にはなれないのですね。

愛子さまは皇太子になれない?


新天皇になる現在の皇太子徳仁親王と雅子妃の第1皇女として生まれた愛子さまですが、前述の『皇室典範』に、

「皇位継承資格は皇統に属する男系男子のみ。」とあるので、やはり「皇太子」にはなれないことになります。

こうしてみると、「皇太子」は不在となりそうですが、これまでにも「皇太子」がいなかった時代もあったので、特に問題はないらしいです。

しかし、愛子さまは新天皇の直系の皇女ですから、悠仁親王が生まれるまでは「女性天皇」として即位するのではとも言われ、論議になっていました。

日本の歴史以上、女性天皇は何人もいたはずですが、なぜ女性が天皇になれないのでしょうか。

女性が天皇になれない理由/論点


悠仁親王誕生により「女性天皇論争」は、いつのまにか影を潜めましたが、皇室典範の「皇位継承資格は皇統に属する男系男子のみ。」のなかの文言「男系男子」でないと絶対だめなのでしょうか。

『皇室典範』によると女性は天皇になれない

「皇室典範」(こうしつてんぱん)は、日本国憲法第2条及び第5条に基づき、皇位継承及び摂政に関する事項を中心に規律した皇室に関する日本の法律で、1947年(昭和22年)に、制定されました。

この法律では、天皇がご崩御されたときに皇太子に天皇の位を譲るということが書かれ、改正することが困難だとされています。

この法律に従えば、「皇位は男性天皇や皇太子の皇子」しか継ぐことができない。簡単に言うと「父親側」に「天皇の血が流れている男性」しか天皇になれないのです。

女性天皇論争 / 論点

「皇室典範」に従い、「男子」のみに皇位が継承されてきましたが、イギリスやオランダなどヨーロッパ諸国で女性が「王様」であることはごく普通のことですよね。

これまでに、どのように議論されてきたのでしょうか。

【愛子さま即位推奨派の意見】
2012年、野田政権の下で「皇室制度に関する有識者ヒアリング」が開かれ、参加したジャーナリストの田原総一朗氏は次のように語っていました。

「2000年近くもひとつの皇室が続いた国は、日本以外どこにもない。天皇というのは世界に例のない存在で、まさに日本の民族性、文化の象徴なのです。その伝統を守っていかなければいけないと思うけれど、だからといって女性天皇はダメという現状はおかしい。
明治以前には8人10代の女性天皇がいた。明治になり、女性の存在しない陸海軍のトップである大元帥の地位に天皇が就いたため、男である必要があったけれど、戦後は事情が違います。天皇は軍事力も財政力ももっていないんです。憲法でも男女同権になり、六三制の教育制になって男女共学にもなった。女性自衛官も生まれてきた。天皇は国の象徴にとどまる上、男性と女性の性差がなくなりつつある今、僕は女性天皇も有りだと思っています」

「皇室典範」の中で気になるのは「男系男子」という表現ですが、もし愛子さまが天皇になると、父親である天皇の血をひいていますから「男系女子」になります。

しかし、愛子さまが皇族ではない男性と結婚し、皇子がうまれ、その皇子が次期天皇になると、母方が天皇のため、「女系天皇」になります。

その時に、その皇子を「天皇」として認めるか、認めないかも論点になったようです。

しかし、平成24年にまとめられた「皇室制度に関する有識者ヒアリング を踏まえた論点整理(平成 24 年 10 月5日 内 閣 官 房)」によると、

「今回の検討は、国民の中で多様な意見がある 皇位継承問題とは切り離し、緊急性の高い女性皇族の婚姻後の身分と皇室の 御活動の維持という問題に絞って行うこととしたものである。」

とあるように、「皇位継承問題」については、検討しませんよーというスタンスでまとめられていることに驚きました。

【悠仁親王即位推奨派の意見】

麗澤大学の八木秀次教授は、皇位における男系男子の重要性について次のように解説しています。

「一般の家庭では、男系継承というのは馴染みがないかもしれませんが、それは財産継承が基本だからです。祖先の築いた財産を守るため、能力が高い人物が後継者になるのが望ましい。しかし、天皇の地位は日本の最高の祭祀者の地位であり、権力者の地位ではない。能力ではなく純粋に男系の血筋による系統でなくてはならないんです。

日本が中長期的に安定した歴史を築いてこられたのも男系継承を守ってきたから。もし、女系にまで皇位継承権を広げてしまったら、収拾がつかなくなり、必ず争いに繋がりますよ。日本が根本から変わってしまうかもしれない」

まとめ

現在の「皇室典範」に従うと「愛子さま」ではなく「悠仁親王」が皇位継承者になる可能性が大ですが、将来、女児のみを授かる可能性もあります。

そうなった時には、また、「女性天皇論争」に発展するかもしれません。

5月1日の新天皇即位にあたって、再度「皇位継承問題」について議論をするとともに

「皇室典範」の改正についても考えるべき時期なのかもしれません。

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