免許返納【神奈川県 横浜 /横須賀/他】持ち物と返納方法(代理手続き・申請特典も)

高齢者ドライバーによる交通事故のニュースが連日報道されていますが、運転免許返納制度について意外と知られていないようです。

ここでは神奈川(横須賀・横浜・川崎・藤沢・茅ヶ崎・平塚・海老名などの各自治体)における

  • 証明書とは何か?
  • 特典はあるのか?
  • 免許返納の手続き方法・やり方は?
  • 持ち物や必需品は?
  • 代理手続きはできるのか?
  • 手数料はいくらかかるのか?

などについて紹介いたします。

証明書とは?|免許返納・神奈川(横須賀・横浜・川崎・藤沢・茅ヶ崎・平塚・海老名などの各自治体)

神奈川県警ホームページによると免許返納について、以下のように記されています。

運転免許の自主返納制度は、加齢に伴う身体機能や認知機能の変化により、運転に不安を感じている高齢運転者や交通事故を心配する家族等周辺の方々から相談が寄せられていたこともあり、運転を継続する意思がなく、運転免許証を返納したいという方のために、自主的に運転免許取り消しの申請ができるように、道路交通法の一部を改正し、平成10年4月1日から制度化したものであります。  引用:神奈川県警ホームページ

「運転免許の自主返納」については、すでに20年前に制度として決まっていたのですが、なかなか自主的に「免許を返納する」人がいないというのが実情のようです。

「自分は大丈夫」と思っていても、家族から見て危険を感じた場合には「返納」を勧めることもできるようにと制度化されたのです。

下のツイートのように、免許返納すると、「身分証明書」がなくなると誤解している人が多いことも、返納者が増えない理由かもしれません。

免許を自主返納すると同時に証明書を申請することができます。

証明書とは?

ここでいう「証明書」とは、運転免許を自主返納した際に、希望すれば交付される「運転経歴証明書のことで、自主返納する前の5年間の運転経歴を証明したものです。

引用:神奈川県警

この証明書を持っていれば、銀行など金融機関における本人確認書類として有効と定められ、いわゆる写真付きの身分証明書になります。

なお、運転免許証ではないので、もちろん運転することはできませんが、有効期限がなく更新の必要もありません

また、既に免許を自主返納はしたけれど、運転経歴証明書の交付申請を行っていないという場合は、返納後5年以上が経過すると申請ができなくなってしまうので注意が必要です。

こちらのツイートで実際の「運転経歴証明書」がご覧になれます。

タクシーチケットなどメリットや特典はある?|免許返納・神奈川(横須賀・横浜・川崎・藤沢・茅ヶ崎・平塚・海老名)

高齢になったら免許返納が望ましいと、誰しも思っていることでしょうが、知り合いにも高齢のお父様が、なかなか返納しないと言ってきかないと困っている息子さんがいました。


上記のツイートのように、運転する理由がそれぞれあるのでしょうから、何か「特典」があれば返納者が増えるかもしれません。

調べてみると返納すると「色々な特典」があることがわかりました。

免許返納特典/神奈川県


免許返納特典は県単位や市町村単位など、自治体ごとに異なりますが、神奈川県では「神奈川県高齢者運転免許自主返納サポート協議会」の加盟・協力企業・団体で「運転経歴証明書」を提示すると、各種のサービスを受けることができます。

たとえば、購入商品の割引や自宅までの無料配送や、宿泊料金等施設利用料金の割引などがあります。

一例を挙げると下記のようなものです。

免許返納特典例
  • 横浜市交通局:定期観光バス「横濱ベイサイドライン」65歳以上かつ運転経歴証明書を所持していると料金15%割引
  • メガネドラック:全店舗にてメガネ一式買うと10%割引(同伴者も可) さらにメガネスタンド1個プレゼント
  • ドミノ・ピザ:ドミノ・ピザ店舗にて全購入金額の10%割引(他の割引サービスとの併用は不可)
  • 紳士服コナカ:購入総額より10%割引(他の割引券・割引特典との併用は不可)
  • 近畿日本ツーリスト:国内旅行(メイト)3%割引(宿泊のみのプランを除く)、海外旅行(ホリデイ)3%割引    など

他にも、お得な割引が多数あります。

*詳細は「神奈川県高齢者運転免許自主返納サポート協議会」ホームページからごらんになれます。

神奈川県警ホームページからもごらんになれます。

返納の仕方(方法・場所・土日も営業してるのか?)|免許返納・神奈川(横須賀・横浜)

神奈川県での手続きの仕方や受付場所、時間等は以下のようになります。

警察署の場合

住所地を管轄する警察署の免許窓口(横須賀・横浜)

・受付日:月曜日から金曜日まで(土曜日・日曜日・祝日・休日・年末年始の休日を除く。)
・受付時間:午前8時30分~11時30分、午後1時~4時30分

神奈川県警察署所在地一覧は こちら で確認してください。

運転免許センターの場合

運転免許試験場(運転免許センター)

日程

〇月曜日から金曜日まで(土曜日・日曜日・祝日・休日・年末年始の休日を除く。)
・受付窓口:2階 自主返納窓口
・受付時間:午前8時30分~11時、午後1時~4時
〇日曜日(年末年始の休日を除く。)
・受付場所:2階 自主返納窓口
・受付時間:午後2時30分~4時
ただし日曜日は、持っている免許証の住所が神奈川県内の人のみ申請可能。

アクセス

  • 住所:神奈川県横浜市旭区中尾一丁目1番1号
  • TEL: 045 ( 365 ) 3111
  • アクセス:
    ・相鉄線横浜駅から二俣川駅まで急行で約12分
    ・相鉄線海老名駅から二俣川駅まで急行で約20分
    ・二俣川駅から「運転免許センター」バス停まで相鉄バスで約5分(二俣川駅北口を出て右方向、相鉄ライフビル1階1番乗り場 「運転免許センター循環」乗車)
    ・二俣川駅北口から徒歩約15分

前述のように、一度自主返納をしてしまうと、もう車を運転することはできません。

ですから、車で行く場合には、ご家族など運転免許を所持されているからに一緒に行ってもらうのが良いでしょう。

また、周辺の道路の混雑を考えると、電車で行くことをお勧めします。

以下に運転免許センターのある二俣川駅までの路線図を紹介しておきますので参考にしてください。

【電車路線図】

必要なもの持ち物(身分証明書/手数料)は?|免許返納・神奈川(横須賀・横浜・川崎・藤沢・茅ヶ崎・平塚・海老名)

申請には、以下のように書類や身分証明書、手数料などが必要になります。

<必要書類等>
〇運転免許
〇運転経歴証明書交付申請書(申請用紙は運転免許センターにあります。)
〇住所、氏名、生年月日を確認できる書類
(住民票の写し、健康保険証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、パスポート、年金手帳、社員証等)
ただし、パスポート、年金手帳、社員証等には、生年月日や住所が書かれてない場合もあるので注意が必要です。
〇申請用写真 1枚(タテ3.0cm×ヨコ2.4cm
*申請前6ヶ月以内に撮影したもので、無帽、正面、上三分身、無背景のもの
*返納申請用写真は、運転免許センター内に設置されているスピード写真機(有料)を利用して撮ることも可能。
*返納申請用写真と運転経歴証明書用の写真は別のものです。(運転経歴証明書用の写真は、当日撮影します。)
*安全協会でも撮影できます。(有料)
*運転免許試験場で手続する場合は不要です。
〇手数料:自主返納するだけならお金はかかりませんが、「運転経歴証明書」の発行には1,100円がかかります。

MEMO
・運転経歴証明書の受け取りは、手続終了後 1ヶ月程度
・なお、不明な点はこちらまでお問合せください。

運転免許センター運転免許課免許申請係
(TEL:045(365)3111(代表))

本人以外の代理手続きできる?|免許返納・神奈川(横須賀・横浜・川崎・藤沢・茅ヶ崎・平塚・海老名)

免許返納を考えていても、自宅から管轄警察署や運転免許センターが遠かったり、病気でいけない、ホームなどに入所していていけないと言う方もいらっしゃると思います。

その場合には、代理人による申請をすることも可能です。

ではどのようにすればよいのでしょうか。

代理人申請できる人は?|神奈川県(横須賀・横浜・川崎・藤沢・茅ヶ崎・平塚・海老名)


神奈川県では、
免許返納
は原則的には本人による申請になっていますが、上記のように本人が窓口に行くことが困難場合に限り、家族等が代理申請をすることが可能です。
(一部の免許種別のみの返納を希望の場合は不可。全ての免許種別を返納する場合のみ対象。)

注意

ただし、既に免許返納(5年以内)をした方「運転経歴証明書」のみの交付を希望の場合には、申請できるのは本人のみとなり、代理人による申請はできませんので、注意が必要です。

代理人申請に必要な手続き・書類は?

代理人の方が申請をする場合には、本人が申請する場合の書類に加えて、意思確認のため委任状が必要になります。

代理人が申請する場合に必要な書類等
  • 申請書
  • 委任状
  • 確認書
  • 免許返納する人の運転免許証
  • 代理人の身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード等)
    (申請書、委任状、確認書は運転免許センター及び各警察署にあります。)
  • 「運転経歴証明書」を同時に申請希望の場合は、申請する本人の写真と手数料(1,100円)

再取得やキャンセルは?原付は残せるのか?

再取得ってできるの?

一度免許返納をしたものをキャンセルできるのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか。

再取得はできますが、再度免許取得の試験を受けないといけません。

不可能ではりませんが、あまり現実的ではないかなと思います。

原付(下位免許)は残せるの?

普通自動車運転免許証を返納しても、自動車免許で運転のできる原付は、下位免許になるため取得することができるようです。

高齢などの理由により、自主的に運転免許証の返納を申請することにより運転免許を取消す制度です。取得した全ての運転免許を返納する場合と、上位免許を返納して下位免許を残す、あるいは下位免許を取得する場合があります。

一部取消しの際に取得申請できる免許の種類はこちらの記事で紹介されています。

注意

ただ、自治体ごとによって対応が変わるかもしれませんので、気になる方は返納の際に、各施設にお尋ねください。

また、条件によっては、不可能となる場合もございますので、ご注意ください。

また、条件によっては自主返納で下位免許の取得ができませんのでご注意ください。

下位免許の取得ができない場合
  • 免許の取消し処分の対象になっている方
  • 免許の停止処分の対象になっている方、免許停止期間中の方

違反者講習の対象者になっている方で、同講習の受講済みの方は申請できますが、受講されていない方は、申請できません。

  • 初心運転者講習の対象になっている方
  • 取消す免許より上位免許を保有している方(下位の免許を取り消すことはできません。)

まとめ


日々、頻繁に報道されている高齢者による交通事故を見ていると、被害にあわれた方は本当にお気の毒でなりません。

それとともに、事故を起こしてしまった本人や家族も、辛い思いをしていらっしゃることと思います。

「自分は大丈夫」と思っていても、年齢とともに運動機能は衰え、とっさの判断力も落ちてくるのは当然です。

そのために、運転免許更新の際、70歳以上になる高齢者を対象にした「高齢者講習」を開き、さらに75歳以上を対象に「認知機能検査」を実施しています。

この検査で「不適格」とさえた場合には、病院での検査が義務付けられ、「認知症」と診断されなければ免許更新ができるシステムになっています。

90歳になる、知り合いの方は、どんなに家族に勧められても、絶対に「自主返納」を拒否していましたが、この検査でひっかかり、病院に行って「認知症」と判断されることを嫌い、はじめて「自主返納」することに同意したそうです。

高齢化が進んでいる現在だからこそ、家族の声掛けとともに、車を運転しなくてもすむような自治体のシステムをかえたり(たとえばコミュニティーバスを増やすとか)、足となる特典を増やす(タクシーの割引きなど)といった政策を実施してほしいですね。


現在、自治体によって特典も違うので、この方のツイートのように全国一律でサービスが受けられるようになれば、「自主返納者」も増えるのではないでしょうか。

また、県警のホームページに記載されてはいますが、なかなか高齢者がじっくり読んで理解するのは難しそうなので、返納したくてもできない可能性もありそうです。

本記事が少しでもお役に立てると幸いです。

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